なんか変

先の海外補綴物の裁判で、海外の無資格者に技工物を作らせることは歯科医師自らが行う歯科技工に当たるとの主張をした国側。
だがしかし、歯科衛生士が診療中の患者のエックス線撮影に対してエックス線のスイッチを押すことは放射線技師法と医療法違反に当たると改善指導をしたらしい。
スイッチを押す動作は資格者がしなくてはいけなくて、補綴物は海外であれば無資格者が作ってもいいのか??

どっちが国民を危険に晒すのか、なんか変だと思うのは自分だけだろうか・・・


四日市病院無資格X線撮影:市保健所、改善書提出を指導 /三重
 四日市市の市立四日市病院(伊藤八峯院長)歯科・口腔(こうくう)外科で、歯科衛生士が無資格でエックス線撮影をしていた問題で市保健所は11日、撮影を指示した歯科医師と歯科衛生士が診療放射線技師法と医療法に違反することなどを指摘し、1カ月以内の改善報告提出を指導した。

 匿名の通報で発覚し、市保健所が8月28日から立ち入り調査や事情聴取をした。この結果、同科に所属する歯科医師3人と歯科衛生士4人全員が、診療放射線技師法に違反するとした。伊藤院長は医療法の監督義務に反すると判断した。

 このほか勤務歴30年の歯科衛生士1人が、患者の点滴の抜針をしたことについては「違法性はない」としたものの、今後は資格のある歯科医師、看護師が抜針をするよう指導した。

 市立四日市病院の加藤安俊事務長は「業務は既に改善している。保健所の判断も出たので、今後関係者の処分を検討したい」と話した。



歯科衛生士、無資格でX線撮影 岐阜市民病院

 岐阜市民病院(同市鹿島町)の歯科・口腔(こうくう)外科で、少なくとも6年前から、歯科医師の指示で歯科衛生士が無資格でエックス線撮影をしていたことが9日、分かった。同日、市保健所が立ち入り調査を行った。今のところ、患者への健康被害の報告はないという。

 同病院によると、同科のエックス線撮影は1日に10件程度で、うち半分ほどは歯科衛生士が撮影のスイッチを押していた。

 同科の歯科医師、歯科衛生士は現在各3人。診療放射線技師法では医師、歯科医師、診療放射線技師以外の人がエックス線撮影を行うことを禁じており、同科は違法性を認識していたが、歯科医師が多忙なことなどから、歯科衛生士による撮影が常態化していたという。

 市は今後、市保健所の調査結果の報告を受けるなど事実関係を確認し、歯科医師らの処分を検討していく。


歯科技工から歯科医療の将来を考えるHPより一部抜粋  


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郡山歯科技工士会に所属する黄昏の入れ歯師。。

週末になると繁華街を徘徊して異業種交流に努めている