今日の一冊

おそらく誰もが聞いたことのあるイタリアの名車フェラーリ。
そのフェラーリが創業55周年記念モデルとしてこの世に送り出した「エンツォフェラーリ」




この車が日本人デザイナーの手によって生み出されたことをご存知でしょうか?
彼の名は奥山清行、海外ではKen Okuyamaとして知られた人です。
イタリアのカロッツェリア「ピニンファリーナ」でチーフデザイナーとして活躍していました。



この本には、山形県出身の彼の、車との関わりから現在の山形カロッツェリア研究会代表としてさまざまなモノづくりに関わって行くまでの考え方が描かれています。

スーパーカーのデザインも日用品のデザインも、対象は何であっても同じモノづくり。フェラーリも鉄瓶もその大切さでは変わらない…

補綴物を作り続ける我々歯科技工士も補綴構造物デザイナーとしてそのことを心に刻み込まなくてはいけません。

最後に彼の素敵な言葉を・・・

「すべてのものは、人の為に作られます。それも昨日や今日の誰かではなく、明日の人の為にものを作るのです。それは当り前のことですが、とかく忘れがちなものづくりの基本です」

私達歯科技工士は日夜「あなただけ」のために補綴物を作り続けています。  


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ergo
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郡山歯科技工士会に所属する黄昏の入れ歯師。。

週末になると繁華街を徘徊して異業種交流に努めている